一エンジニアから大規模プロジェクトのリーダーへ。
メンバーの成長が自分の喜びに
ネットワーク運用/保守の経験をもとにお客様に提案
先輩社員から技術指導を受けながら、ネットワークエンジニアとしてのスキルを身につけた時期。主にネットワーク運用/保守業務に従事し、日常業務の大切さを学ぶ。徐々にお客様への提案営業を増やしながら、ネットワーク構築プロジェクトに携わるなど、業務範囲を広げていった。3年目からは、小・中規模案件のプロジェクトリーダーも担当。
大規模なプロジェクトを率いるリーダーへ
100以上の拠点を持つ企業のLAN新設や、1000人以上が勤務する本社の移転など、大規模プロジェクトを率いるリーダーとして、お客様のネットワーク環境の構築案件に携わる。複数の案件をかけ持つことも増えていった。SEとしての技術はもちろん、お客様、プロジェクトメンバー、委託先企業との調整など、プロジェクト管理、コミュニケーションの重要性を学ぶ。
入社からずっと、インフラSEのネットワークエンジニアリングを担当しています。お客様企業にネットワークを提供するために、現地調査、設計・開発、工事の監督、さらにテストまで行います。
ひとくちにネットワークといっても、お客様企業の業務形態や規模、拠点の環境などに合わせて、設計や機器の種類・設置方法などが異なります。そのため、緻密な現地調査や確認が必要となります。
特に大変なのが、拠点数の多い企業です。支社や支店など、数百ある拠点をどうつなげるか。拠点ごとのローカルルールも多く、実際に現地調査をしないとわからないことが数多くあります。当然、関わる人も多くなり、スケジュール調整をしながら、お客様との交渉、プロジェクトメンバーや委託先企業の管理など、プロジェクト全体を見ていかないとなりません。
プロジェクトリーダーと言っても、いわばプレイングマネージャーなので、私自身が設計や現地調査も行います。リーダーとしては、まだまだ勉強中といったところ。メンバーのスキルにあわせてプロジェクトのどこに配置するか、どう課題を与えて成長を促すか、そこが難しいと感じています。
心がけているのは、お客様の要望に合わせた解決策を用意するだけでなく、一歩掘り下げた気づきを与えるような提案をすること。業種や業務の内容はもちろん、業務システムなどのITトレンドも踏まえて、お客様企業の将来を考えた設計にすることが重要です。
ネットワークを構築するということは、長いお付き合いになるということ。「何かあっても西田さんに連絡すればだいじょうぶ」。そんな何気ないお客様の一言が、一番の励みになりますね。この仕事をやってきてよかった、信頼いただけたんだと実感します。
また、チームやプロジェクトのメンバーが難度の高い業務をやり遂げたときは、自分のこと以上にうれしくなります。今後は、メンバーの成長をさりげなく促せる、そんなチームマネジメントができたらと考えています。
若手や中堅社員が多く、活躍もしている企業だと思います。若手の成長に合わせて挑戦の場を与えるのが、企業風土になっているのでは。また、在宅勤務やコアなしフレックスタイム制度をいち早く導入したので、ワークライフバランスが取りやすいのも魅力だと思います。
うちにも1歳児がいるのですが、朝ごはんを食べさせて保育園に送るのは私、お迎えは妻…というように、なるべくどちらかに偏らないような育児ができているのも、こうした制度があるからと感じています。