“基盤”であるという誇りを胸に、
チーム・事業部・会社の課題に取り組む
SEとして、技術・知識だけではない、仕事に臨む姿勢を学ぶ
インフラSEとして、メンテナンスや保守業務を担当。当初は先輩の指導を受けながらであったが、2年目からは単独でお客様への交渉や調整を担い、多くの𠮟咤激励を受ける。お客様とコミュニケーションを取る際、どのような点に気をつけるべきか、研修や指導では学べないところを体得した。
プロジェクトを率いる立場となり、リーダーシップを培う
小規模ながらもプロジェクトを率いることが増え、システム構築の上流工程を経験。特に、8年目に担当した大型システムの構築案件ではインフラレイヤのサブリーダーを担い、新技術に取り組むなど、業務範囲を一気に拡大させた。プロジェクトを管理しながら、メンバーのモチベーションを上げ、リーダーシップを培っていった。
アプリケーション運用プロジェクトの統括業務に挑戦。自身の領域を拡大
参画したプロジェクトのほとんどでリーダーとなるが、ややマンネリを感じ、新たなことに挑戦したいという思いが強くなっていた。すると、これまでのようなインフラではなくアプリケーション運用プロジェクトの統括業務担当に指名されることに。メンバーやお客様と議論を重ねながら、どうにかまとめあげる。新規分野の挑戦によってモチベーションも上向きに。
インフラ運用チームのチームリーダーに就任。事業拡大に向けて挑戦中
NTTデータグループ総力戦で臨んだ大規模プロジェクトで、インフラレイヤのサブリーダーに。そして、マネジメント職研修等を受けた後に、チームリーダーに就任。コロナウイルス禍で在宅勤務が開始されたタイミングでのマネジメントに戸惑いながらも、チーム、事業部の課題、さらには会社の事業拡大にも取り組んでいる。
これまでのキャリアを振り返ると、SEとして、とてもめぐまれていたと思います。会社の総力戦で臨んだ大規模プロジェクトに参画したり、ときにはアプリケーション領域にも踏み込んだりと、小さな挑戦と大きな挑戦を重ねて、ここまで来られたのでは。現在は、インフラSEチームのチームリーダーとして、マネジメント職に従事。メンバーの育成や評価に責任を持ちながら、プレイングマネージャーとしても活動しています。
黙々とプログラミングをする人というイメージを持たれがちなSEですが、むしろ人とコミュニケーションを取ることで成り立つ仕事なんです。お客様、プロジェクトメンバー、協力会社など、さまざまな人たちとチーム戦で取り組むことで、業務システムは完成します。
インフラはその名の通りシステムの“基盤”であり、“基盤”がしっかりしていなければ、安定したシステムは実現できません。当然インフラSEが目立つことはなく、トラブルなくできるのが当たり前と思われがちですが、“縁の下の力持ち”としてインフラSEが果たしている役割は非常に重要です。こうした意識を持ち続けることが、仕事のモチベーションになっています。チームのメンバーにもそうした意識を持っていてほしいですね。
コロナウイルス禍で在宅勤務が開始されたときにマネジメント職になったので、当初は戸惑いも大きかったです。そこで、オンラインミーティングのときには、これまでよりメンバーから意見を引き出すように留意しました。メンバーにいかに楽しく仕事してもらうか、そこは永遠の課題です。成果を出せるチームは雰囲気がいいし、活発な意見が出てくる。ときには衝突があってもいいと思うんです。
マネジメント研修に参加する際、チームのメンバーに私への評価・コメントを書いてもらう機会がありました。すると、「お客様とトラブルになりそうだったが、倉嶋さんのフォローで解決した」「あのときに倉嶋さんに教わったことが、○○のときに役立った」など、私自身は忘れかけていたエピソードもいろいろと書いてくれていたんです。読んでいるうちに、あぁこんな風に思っていてくれたのかと、研修の最中なのにうれしくて涙が出そうになりました。
これからは、チームとメンバーの将来はもちろん、事業部そして会社の将来も考えていかなければなりません。それが私の使命でもあると思っています。
社員、管理職、経営層の間の風通しが良いことです。また、安心して育成業務を任せられるメンバーが多いですね。
ビジョンメッセージにもある「お客様にとことん向き合い、ITを元気にする」にも通じる、最後までやりきる力、諦めない姿勢、まっすぐなところもNTTデータ ウェーブの魅力だと思います。お客様に「NTTデータ ウェーブに任せておけば大丈夫」と安心してもらえることが強みであり、社内風土としても醸成されています。それは、新しく入ったメンバーにも継承されているのではないでしょうか。